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共通テスト国語 対策とは|試験構成と配点を押さえる
共通テスト国語 対策とは、200点満点・80分で評論・小説・古文・漢文の4題を解く試験に向けた学習設計のことです。
センター試験から共通テストへの移行に伴い、出題形式の一部が変わりました。一方で、配点や時間配分の枠組みは大きく変わっていません。まずは試験全体の構造を正確に把握することから始めます。
共テ国語の大問構成と配点
共通テスト国語は、評論・小説・古文・漢文の4題で構成され、各大問が50点ずつの配点です。私が受験勉強を始めた当初、配点が均等であることを知らず古文・漢文を後回しにしていました。古文と漢文だけで合計100点を占めるため、現代文と同等の比重で対策する必要があります。
センター試験から共通テストで変わった点
2021年度からの共通テストでは、複数の資料を比較する問題や日常的な文章を扱う設問が加わりました。大学入試センターが公表する出題方針では、思考力・判断力・表現力を測る方向性が示されています。ただし評論・小説の素材文の長さや古文・漢文の構造自体は、センター試験から大きく変わっていません。
共テ国語の受験者平均点と目標ライン
大学入試センターの公表値によれば、共通テスト導入以降の国語の平均点はおおむね110点前後で推移しています。難関国公立大を志望する場合、160点(8割)が一つの目安になります。私が指導している地方の生徒には、まず130点を最初の通過点として設定しています。
共通テスト国語 対策の鉄則|80分の時間配分
共通テスト国語 対策の核心は、各大問に20分前後を割り振る時間配分の徹底にあります。

80分で4題を解き切るには、読解力よりも先に時間配分の戦略が必要です。私自身、独学を始めた高3春の時点では1題40分かけて解いていました。時間配分を意識して演習を重ねたことで、本番で8割を超える得点が安定しました。
共テ国語の大問ごとの目安時間
私が定着させた配分は、評論22分・小説18分・古文20分・漢文15分・見直し5分でした。現代文に40分・古文漢文に35分という大枠を崩さないことが重要です。
| 大問 | 目安時間 | 配点 |
|---|---|---|
| 評論 | 22分 | 50点 |
| 小説 | 18分 | 50点 |
| 古文 | 20分 | 50点 |
| 漢文 | 15分 | 50点 |
| 見直し | 5分 | ー |
共テ国語の解く順番の決め方
私は漢文→古文→評論→小説の順で解いていました。漢文は時間の読みやすさが最も高く、最初に解くことで残り時間の計算が容易になります。得意な分野を先に解くと心理的な余裕が生まれますので、自分の得意順で固定するのが安全です。
見直し時間の確保
最後に2〜3分を確保し、マークミスと根拠の薄い選択肢だけを再確認します。全問見直す時間はないため、自信のない問番号を問題用紙の端にメモしておく習慣をつけると迷いません。
共通テスト国語 対策|現代文(評論・小説)の解き方
共通テスト国語 対策の現代文は、選択肢を消去する前に本文の論理構造を掴むことが最優先です。
共テ評論文の選択肢の絞り方
選択肢は本文の言い換えになっているかどうかを基準に判断します。私が独学していたときに最も改善した訓練は、選択肢に「言い過ぎ・反対・本文にない要素」のラベルを付ける作業でした。家庭教師として教えていても、本文より強い断定の選択肢を選んでしまう生徒が多くいます。
共テ小説問題の客観的読解
登場人物の心情は、行動・表情・情景描写から客観的に推測します。「自分ならこう感じる」という共感ベースの読み方では正答にたどり着きません。本文の根拠箇所に必ず線を引く習慣を、演習段階から徹底してください。
複数テクスト問題への対応
本文・資料・図表を行き来する形式では、設問を先に読み必要な情報だけを拾います。すべてを精読していると時間が足りません。図表は本文のどの段落と対応するかを最初に確認し、設問で問われた箇所だけ照合する流れが効率的です。
共通テスト国語 対策|古文・漢文の攻略法
共通テスト国語 対策で古文・漢文を安定させる鍵は、暗記事項を高3夏までに固め切ることです。
古文単語と助動詞の習得手順
古文単語300語と助動詞の意味・接続を、2〜3ヶ月で詰める計画が現実的です。私自身、地方の公立高校では古文の授業進度が遅く、独学で先取りしないと共通テスト演習に間に合わないと感じました。順序としては以下を推奨します。
- 古文単語帳1冊を3周(2ヶ月)
- 助動詞の意味・接続・活用の暗記(3週間)
- 敬語と識別問題の演習(2週間)
- 読解問題集で精読演習(2ヶ月)
漢文句法の優先順位
否定・使役・受身・疑問・反語の5系統から固めるのが最短ルートです。句法を覚えれば漢文は15分で解けるようになり、国語全体の時間配分が一気に楽になります。再読文字と重要漢字は句法と並行して暗記します。
主語把握と省略の補い方
古文では主語が省略されるため、敬語の方向で主語を補う技術が必要です。共通テスト本番でも、主語の取り違えが選択肢の誤答に直結します。「誰が誰に対して敬意を払っているか」を本文の余白に書き込みながら読む習慣をつけてください。
共通テスト国語 対策におすすめの参考書ルート
共通テスト国語 対策の参考書ルートは、基礎インプット・精読演習・共通テスト形式演習の3段階で組みます。

現代文の参考書|共通テスト対策用教材を紹介
基礎には河合出版の入試現代文へのアクセスシリーズが向いています。共通テスト形式に慣れる段階で、過去問と各社の予想問題集に切り替えます。現代文は1日1題を毎日継続することで読解の感覚が落ちません。
古文の参考書|共通テスト対策用教材を紹介
旺文社の古文単語ターゲットなどの単語帳1冊を完璧にし、文法はステップアップ形式の問題集で固めます。読解段階ではZ会出版の古文上達などで論理的な読み方を学びます。複数の単語帳を浮気的に使うと定着が浅くなるため、1冊に絞ってください。
漢文の参考書|共通テスト対策用教材を紹介
句法網羅型を1冊仕上げると十分な得点力がつきます。学研の漢文ヤマのヤマや漢文早覚え速答法が代表的な選択肢です。書名はあくまで一例で、自分が継続できる1冊を選ぶことを最優先にしてください。
共通テスト国語 対策でつまづきやすいポイント
共通テスト国語 対策でつまづく原因の多くは、過去問演習の開始時期と復習の浅さにあります。
過去問を始めるタイミング
基礎が完成する前に過去問に手を出すと、復習の負荷が高くなり挫折します。私が独学していたときは、夏休み終盤に1回分を解いて感覚を掴み、本格的な過去問演習は秋以降に集中させました。古文・漢文の暗記事項が固まる前の過去問は、解いても得点の伸びにつながりません。
復習を「読み直し」で終わらせない
誤答した選択肢が「なぜ間違いなのか」を、本文の根拠箇所と対応させて言語化します。復習は解説を読むだけでは身につきません。誤答ノートに「自分が選んだ理由」と「正しい根拠」を並べて書く方法が、再発防止には最も効果的です。
直前期の点数の伸び悩み
本番1ヶ月前に点数が停滞するのは、多くの受験生が経験する現象です。新しい教材に手を出さず、同じ過去問を2周目以降に深掘りするほうが伸びます。東大入試の国語でも同様で、教材の絞り込みと復習の深さが直前期の得点を決めます。
まとめ
共通テスト国語 対策は、80分の時間配分・現代文の論理的読解・古文漢文の暗記事項の3点に集約されます。私自身は地方の公立高校から独学で東大に合格しましたが、特別な才能があったわけではありません。正しい順序で正しい量をこなせば、誰でも8割以上を狙えます。まずは自分の苦手大問を特定し、配分と参考書ルートを今日から組み直してみてください。
参考文献
- 大学入試センター(共通テスト出題方針・平均点公表):https://www.dnc.ac.jp/
- 旺文社(古文単語ターゲット等の書籍情報):https://www.obunsha.co.jp/
- Z会出版(古文上達等の書籍情報):https://www.zkai.co.jp/books/
- 河合出版(入試現代文へのアクセス等の書籍情報):https://www.kawai-publishing.jp/
- 学研プラス(漢文ヤマのヤマ等の書籍情報):https://hon.gakken.jp/

