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学習院大学の入試とは|コア試験・プラス試験・共通テスト利用
学習院大学の一般選抜は、各学部のコア試験、別日程のプラス試験、共通テスト利用の3つを組み合わせて受験回数を増やせる仕組みです。
私は地方の県立高校から独学で東大文系に合格し、現在は家庭教師としてMARCH・学習院志望の生徒も指導しています。学習院は6学部と規模がまとまっている分、日程と配点を一度整理すれば受験計画をすぐに立てられる大学です。
3つの方式の違い
| 方式 | 2027年度の試験日 | 入学検定料 |
|---|---|---|
| コア試験 | 2月5日〜11日(学部ごと) | 1学部35,000円 |
| プラス試験 | 2月6日〜11日(学部ごと) | 1学部35,000円 |
| 共通テスト利用 | 1月16日・17日(独自試験なし) | 1学科・方式18,000円 |
コア試験・プラス試験の出願期間は1月7日〜18日、共通テスト利用は1月7日〜15日です。国際文化交流学部は共通テスト利用を実施しません。
出願前に知っておきたいルール
試験はすべて目白キャンパスで行われ、調査書は合否判定に使われません。同じ日に行われるコア試験とプラス試験は併願できないため、日程表を見ながら出願先を決めます。1科目でも欠席すると不合格になる点にも注意が必要です。入学手続には一括納入のほかに延納の制度もあります(第3回の繰上げ合格を除く)。
学習院大学の文系学部の配点と合格最低点
文系5学部のコア試験は英語・国語・選択科目の3科目で、2026年度の合格最低点は多くの学科で満点の6割前後でした。
| 学部(コア試験) | 試験日 | 配点(満点) | 2026年度 合格最低点 |
|---|---|---|---|
| 法 | 2月10日 | 英150・国100・選択100(350) | 201.3〜205.8(57.5〜58.8%) |
| 経済 | 2月6日 | 国120・外150・選択120(390) | 225.5〜226.1(57.8〜58.0%) |
| 文 | 2月9日 | 国150・外150・選択100(400) | 221.2〜241.1(55.3〜60.3%) |
| 国際社会科学 | 2月11日 | 英150・国100・選択100(350) | 205.0(58.6%) |
| 国際文化交流 | 2月5日 | 国100・英150・選択100(350) | 202.7〜210.2(57.9〜60.1%) |
国際文化交流学部の英語コミュニケーション学科は英語が300点で、500点満点です。合格最低点は得点調整後の数値です。
選択科目による有利・不利は調整される
理学部以外の5学部では、科目選択による有利・不利をなくすために独自の計算式で得点調整を行います。地歴・公民・数学は得意な科目で選んでよいということです。ただし国際社会科学部は、得点調整後に30%未満の科目が1つでもあると不合格になります。
第二志望学科を選べる学部
法・経済・文学部のコア試験では、同じ学部の別の学科を第二志望にでき、第一志望が補欠か不合格のときに判定を受けられます。検定料は35,000円のまま変わりません。国語は多くの学部で漢文を含みませんが、文学部コア試験は90分150点で文学国語まで範囲に入ります。
学習院大学の理学部の配点と合格最低点
理学部のコア試験は数学・英語・理科が各150点の450点満点で、合格最低点は文系学部より高い6割台半ばから7割程度でした。

| 学科(コア試験・2月7日) | 2026年度 合格最低点 | 倍率(志願÷合格) |
|---|---|---|
| 物理学科 | 310.0/450(68.9%) | 4.0倍 |
| 化学科 | 287.0/450(63.8%) | 3.5倍 |
| 数学科 | 295.1/450(65.6%) | 3.6倍 |
| 生命科学科 | 316.0/450(70.2%) | 4.5倍 |
数学は数学Ⅲまで90分
数学は数学Ⅲと数学Cの「平面上の曲線と複素数平面」まで含む90分の試験です。理科は物理学科が物理、化学科が物理か化学、数学科と生命科学科は物理・化学・生物から1科目を選びます。理学部の共通テスト利用は化学科と生命科学科のみで実施されます。
プラス試験は2科目の学科もある
2月9日の理学部プラス試験は、物理学科が数学と理科、数学科が数学と英語の2科目で判定します。物理学科は英語の試験がない代わりに、英検なら準2級以上合格かつCSEスコア1800以上などの基準が出願資格です。化学科のプラス試験は、数学・英語・化学の3科目で各150点です。
学習院大学のプラス試験と英語外部試験
プラス試験は、コア試験と配点や科目が異なるもう1回の受験機会で、国際社会科学部では英検などのスコアを英語の得点に換算します。
学部ごとの特徴
法学部(2月6日)と経済学部(2月11日)のプラス試験は国語と選択科目が各120点の390点満点です。国際文化交流学部(2月7日)は英語と国語の2科目で判定し、国語は現代文のみでも受験できます。文学部の心理学科・教育学科(2月7日)は数学150点・英語150点・理科100点で受けられます。文学部英語英米文化学科は、2月10日に英語150点・国語100点・選択科目100点のプラス試験があります。
国際社会科学部は英語の筆記なし
国際社会科学部のプラス試験(2月10日)は英語の筆記試験がなく、外部試験のスコアを最大150点に換算します。2027年度の換算表では、英検CSE1980(2級)で100点、2304(準1級)で130点、2630(1級)で満点の150点です。2026年度の合格最低点は350点中248.4点(71.0%)でした。
学習院大学の併願の組み方と学習計画
学習院大学は2月5日から11日までに試験が集中しているため、コア試験とプラス試験の日付を並べて受験日を組むことが併願の出発点です。

経済学科は最大4回受けられる
募集要項では、経済学科はコア試験・プラス試験・共通テスト利用(4科目型・6科目型)を合わせて最大4回受験できると案内されています。法学部も2月6日のプラス試験と2月10日のコア試験、共通テスト利用で3回受けられます。
倍率は学部で大きく違う
2026年度のコア試験の倍率(志願者÷合格者)は、文学部が3.0〜4.7倍だった一方、国際社会科学部は8.2倍、国際文化交流学部は8.4〜10.5倍でした。倍率の高い学部を受けるときは、別日程の学部も組み合わせておきます。なお、コア試験は全学部で、プラス試験は国際社会科学部と国際文化交流学部のみで、入学手続者が予定数に満たない場合に補欠者の繰上げ合格があります。
時期ごとの学習の進め方
高3の夏までは英語と国語の基礎、理系は数学Ⅲまでを固めます。秋からは大学が公開している過去問を解き、合格最低点との差を科目ごとに記録して、差の大きい科目に時間を回します。
まとめ
学習院大学の入試は、コア試験とプラス試験の日程と配点の違いを押さえ、同じ学部を複数回受ける計画を立てることが合格への近道です。
- 一般選抜はコア試験・プラス試験・共通テスト利用の3方式で、同日のコアとプラスは併願不可
- 文系のコア試験の合格最低点は6割前後、理学部は6割台半ばから7割程度
- 国際社会科学部のプラス試験は英検などのスコアを最大150点に換算
- 経済学科は最大4回、法学部は3回の受験機会を作れる
どの方式で何回受けるかは、今の成績と得意科目によって変わります。どこでも東大生では、東大生講師が学習院大学の配点と試験日程から逆算した学習計画を毎週作成し、完全マンツーマンで過去問対策まで伴走します。
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参考文献
- 学習院大学「令和9(2027)年度 一般選抜募集要項」:https://www.univ.gakushuin.ac.jp/admissions/docs/general_guide.pdf
- 学習院大学「2026年度入学者選抜結果 合格最低点(一般選抜)」:https://www.univ.gakushuin.ac.jp/admissions/docs/General_Entrance_Examination_Data6.pdf
- 学習院大学「2026年度入学者選抜結果 志願者・合格者・入学者の状況(一般選抜)」:https://www.univ.gakushuin.ac.jp/admissions/docs/General_Entrance_Examination_Data1.pdf
- 学習院大学「令和9(2027)年度一般選抜(プラス試験)における外部の英語資格・検定試験の点数換算表の変更について(国際社会科学部)」:https://www.univ.gakushuin.ac.jp/admissions/docs/R9_general_plus_20260518_2.pdf
- 学習院大学「入試制度の変更点」:https://www.univ.gakushuin.ac.jp/admissions/change-point-exam/

