中央大学 文系学部の入試|7学部の配点・合格最低点と併願の組み方【2027年度】

中央大学 文系学部の入試|7学部の配点・合格最低点と併願の組み方【2027年度】

2026年10月19日

中央大学の文系入試は、5学部共通選抜・学部別選抜・共通テスト利用選抜の3つから、学部と方式を組み合わせて受ける仕組みです。

中央大学は文系だけで7学部あり、方式の数も多いため、最初に全体の地図を持つことが合格への近道です。

2027年度の文系学部の試験日

試験日選抜・学部
2月9日5学部共通選抜(法・経済・商・文・総合政策)
2月10日文学部/国際経営学部
2月11日商学部(学部別選抜A)/国際情報学部
2月12日法学部
2月13日商学部(学部別選抜B)
2月14日・15日経済学部(学部別選抜Ⅰ・Ⅱ)
2月16日総合政策学部

5学部共通選抜と学部別選抜の出願期間は1月6日〜1月25日です。日程は2026年5月時点の予定で、入学試験要項は11月中旬に大学のWebサイトで公開予定です。

2027年度のおもな変更点

経済学部は2027年4月に経済学科と社会経済学科の2学科へ再編予定(認可申請中)で、学部別選抜の共通テスト併用方式が廃止されます。商学部と文学部の英語外部試験利用方式は、スコアを出願資格に使うだけでなく得点に換算する方式に変わります。

学部別選抜(一般方式)は、法・経済・商・文が3教科350点、総合政策・国際経営・国際情報が英語と国語の2教科で受けられます。

学部2027年度の配点2026年度 合格最低点
法(3教科型・法律)外国語150・国語100・選択100209.4/350*
経済(Ⅰ・経済学科)外国語150・国語100・選択100240/350*
商(B・経営フレックス)外国語150・国語100・選択100212.1/350*
文(専攻により異なる)外国語150・国語100・選択100180.4〜224.4/350*
総合政策外国語150・国語100178/250
国際経営外国語200・国語100203/300
国際情報外国語150・国語100175/250

*は偏差点です。文学部の日本史学・心理学専攻などは300点、国文学専攻は400点満点です。

合格最低点は「偏差点」で読む

法・経済・商・文の合格最低点は、素点ではなく偏差点で公表されています。そのため「350点中209点だから6割で合格」とは単純に読めません。過去問の自己採点は、得点率だけでなく平均点との差を意識して振り返ります。

2教科型3学部は英語の比重が高い

国際経営学部は英語200点・国語100点で、英語が3分の2を占めます。総合政策学部は外国語の平均点を基準点とし、基準点に達した人の中で2教科の合計点を比べます。2026年度の基準点は76.84点でした。

5学部共通選抜は、2月9日の1回の試験で法・経済・商・文・総合政策の複数学部に出願できる方式です。

2026年度の結果

2026年度の倍率は法学部5.6倍、経済学部3.7倍、商学部4.6倍、文学部4.5倍、総合政策学部3.6倍でした。募集人員は5学部合計345名で、学部別選抜(一般方式)より少ない点に注意が必要です。

検定料の割引で併願しやすい

入学検定料は1出願目が35,000円で、複数の学部や教科型を併願すると2出願目以降は15,000円です。学部別選抜でも、同じ学部・同じ日の複数方式や教科型は2出願目以降が15,000円になります。

英語外部試験利用方式は、英検などのスコアを得点に換算し、国語などの個別試験と合算して判定する方式で、法学部以外の文系6学部で実施されます。

学部英検の出願要件(2027年度)判定(満点)
経済CSE2.0 1728以上(2級以上受験)国語・選択200+換算150
商CSE2.0 1980以上(2級以上受験)国語・選択200+換算150
文CSE2.0 1980以上(英語文学文化専攻は2120以上)国語・選択200+換算150
総合政策CSE2.0 2304以上国語100+換算150
国際経営CSE2.0 1980以上(2級以上受験)国語100+換算200
国際情報CSE2.0 2067以上(準1級以上受験)国語100+換算150

換算の目安は11月中旬に公表

スコアの換算方法の詳細は公表されておらず、目安は入学試験要項に掲載される予定です。有効なのは出願期間初日から遡って2年以内に受験したスコアで、複数回の受験結果を合算することはできません。

一般方式と同じ日に併願できる

個別試験は一般方式と同じ問題なので、1回の受験で一般方式と英語外部試験利用方式の両方の判定を受けられます。経済学部では、この併願ができるのは2月14日の学部別選抜Ⅰのみです。

国語の出題範囲と選択科目の組み合わせは学部ごとに異なり、受けられる学部の幅を左右します。

古文が必要な学部と不要な学部

法・経済・商の国語は「現代の国語,言語文化(漢文を除く)」です。一方、総合政策・国際経営・国際情報は近代以降の文章のみで、古文・漢文は出題範囲に含まれません。古文が苦手な人には、この3学部が受けやすい選択肢になります。

選択科目は地歴・公民か数学か

法・経済・商は地歴・公民か数学から1科目を選べ、文学部は地理歴史か数学から選びます。2027年度の経済学部学部別選抜Ⅱは、経済学科が数学、社会経済学科が地歴・公民と学科で科目が決まっています。

試験日の重なりを確認したうえで、5学部共通選抜と学部別選抜を組み合わせ、受ける順に合わせて学習計画を立てます。

同じ日に重なる学部に注意

2027年度は、2月10日に文学部と国際経営学部、2月11日に商学部(学部別選抜A)と国際情報学部が重なります。同じ日の学部は片方しか受けられないため、どちらを優先するか早めに決めておきます。

指導者として勧める組み方

3教科で受ける人は、2月9日の5学部共通選抜で複数学部に出願し、12日の法学部、13日の商学部B、14日の経済学部と続けるのが基本形です。英語が得意な人は、国際経営学部や総合政策学部の2教科型を加えると機会が増えます。

時期ごとの学習の進め方

高3の夏までは英語と国語の基礎を固め、英語外部試験を使うならスコアも取得しておきます。秋からは中央大学が公開している過去問題・解答例・出題の意図を使い、志望学部の形式に慣れていきます。

中央大学の文系入試は、学部ごとの配点・試験日・国語の範囲を知り、自分に合う方式を組み合わせることが出発点です。

  • 5学部共通選抜(2月9日)と学部別選抜(2月10日〜16日)を組み合わせて受けられる
  • 法・経済・商・文の合格最低点は偏差点で、素点の得点率とは読み方が違う
  • 総合政策・国際経営・国際情報は英語と国語の2教科で、古文・漢文は出題されない
  • 英語外部試験利用方式は法学部以外の文系6学部で実施される

どの学部をどの方式で受けるかは、今の成績と得意科目によって変わります。どこでも東大生では、東大生講師が中央大学の配点と試験日程から逆算した学習計画を毎週作成し、完全マンツーマンで過去問対策まで伴走します。

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  • 中央大学「2027年度 一般選抜 入試日程」:https://www.chuo-u.ac.jp/common_d/connect/admission/2027/overview/ippan_schedule.pdf
  • 中央大学「2027年度 一般選抜 試験教科・科目・試験時間・募集人員」:https://www.chuo-u.ac.jp/common_d/connect/admission/2027/overview/ippan_guidelines.pdf
  • 中央大学「2026年度 入試データ(一般選抜)」:https://www.chuo-u.ac.jp/common_d/connect/admission/2027/overview/ippan_data2026.pdf
  • 中央大学「2027年度 入試の主な変更点」:https://www.chuo-u.ac.jp/connect/admission/modification/
  • 中央大学「入学検定料」:https://www.chuo-u.ac.jp/connect/admission/exam/fee/
  • 中央大学「2026年度 一般選抜 試験問題・解答例・出題の意図」:https://www.chuo-u.ac.jp/connect/admission/exam/answer_example/2026.html