中央大学 理系学部の入試|理工3学部の配点・合格最低点と併願の組み方【2027年度】

中央大学 理系学部の入試|理工3学部の配点・合格最低点と併願の組み方【2027年度】

中央大学の理系入試は、基幹理工・社会理工・先進理工の3学部10学科が同じ日に同じ問題で試験を行うのが最大の特徴です。

私は地方の県立高校から独学で東大理科一類に合格し、現在は家庭教師として私大理系志望の生徒も指導しています。中央大学の理系は方式ごとの試験日が2日に集約されているため、日程を押さえると受験計画が立てやすい大学です。

3学部10学科の構成

基幹理工学部は数学科・物理学科・応用化学科・生命科学科、社会理工学部は都市環境学科・ビジネスデータサイエンス学科・人間総合理工学科です。先進理工学部は精密機械工学科・電気電子情報通信工学科・情報工学科の3学科です。2026年度の一般方式の募集人員は、基幹理工186名、社会理工142名、先進理工215名でした。

2027年度の試験日程

方式試験日合格発表
学部別選抜 共通テスト併用方式2月8日2月19日
学部別選抜 一般方式・英語外部試験利用方式2月15日2月26日
共通テスト利用選抜(前期選考)個別試験なし(出願締切1月15日)2月13日

学部別選抜の出願期間は1月6日〜1月25日で、日程は2026年5月時点の予定です。文系学部が参加する5学部共通選抜に理工3学部は参加していないため、理系の受験機会は上の3方式になります。

一般方式は英語・数学・理科が各100点の300点満点が基本で、2026年度の合格最低点は多くの学科で6割前後でした。

学部・学科満点2026年度 合格最低点倍率
基幹・数学科4002424.0倍
基幹・物理学科3001985.4倍
基幹・応用化学科3001895.0倍
基幹・生命科学科3001763.7倍
社会・都市環境学科3001905.7倍
社会・ビジネスデータサイエンス学科3502023.5倍
社会・人間総合理工学科3001865.6倍
先進・精密機械工学科3001915.1倍
先進・電気電子情報通信工学科3001894.7倍
先進・情報工学科3001965.4倍

理系の合格最低点は素点で読める

中央大学の文系学部の合格最低点は偏差点で公表されていますが、理工3学部の一般方式の合格最低点には偏差点の印がついていません。300点満点の学科では176〜198点、得点率にすると約59〜66%です。過去問の得点をそのまま比べられるので、目標を立てやすい点が理系の利点です。

数学科とビジネスデータサイエンス学科は数学重視

数学科は数学の配点が200点、ビジネスデータサイエンス学科は150点に換算されます。数学は数学Ⅲと数学Cの「平面上の曲線と複素数平面」まで含む100分の試験で、数学の完成度が合否を分けやすい学科です。

理科の選び方と出願できる学科数

理科は物理・化学・生物から1科目を出願時に選びますが、物理学科は物理か化学に限られます。一般方式は10学科から1学科のみの出願で、先進理工学部に限り同じ学部内で2学科まで出願できます。2026年度の志願者の理科の選択は、先進理工で物理が79.4%、社会理工で66.8%、基幹理工では化学が48.5%と最多でした。

共通テスト併用方式は、共通テストの英語と2月8日の数学・理科の個別試験を合算する方式で、10学科から2学科まで出願できます。

配点は英語・数学・理科が各150点

共通テストの英語150点(リーディング・リスニング各75点)と、個別試験の数学150点・理科150点の計450点で判定します。2027年度はビジネスデータサイエンス学科の数学が225点に変わり、合計525点になります。

理科は大問を3題選んで解く

理科は物理・化学(学科によって生物も)の大問から任意の3題を選んで解答します。4題以上解答すると理科がすべて無効になるため、本番前に選び方を決めておきます。2026年度の倍率は基幹理工4.4倍、社会理工6.3倍、先進理工6.7倍でした。

共通テスト利用選抜は国語も必要

個別試験のない共通テスト利用選抜(前期選考4教科型)は、英語・国語・数学2科目・理科で判定します。国語は近代以降の文章のみが対象です。出願は9学科から1学科のみで、基幹理工学部数学科の募集はありません。2026年度の倍率は基幹理工5.3倍、社会理工5.9倍、先進理工6.6倍でした。

英語外部試験利用方式は、英語の4技能スコアを出願資格として使い、数学と理科の2教科で合否を判定する方式です。

スコアは得点に影響しない

スコアや合格級は出願資格としてのみ使われ、合否には影響しません。英語の試験がない分、数学と理科の200点勝負になります。2026年度の合格最低点は、200点満点の学科で111〜129点でした。

2027年度から要件が全学科で統一

2027年度から、数学科と情報工学科のリスニング・スピーキングの高い基準がなくなり、全学科が同じ要件になります。英検の場合は準1級か1級を受験し、リーディング・ライティング575以上、リスニング・スピーキング495以上が必要です。有効なのは出願期間初日から遡って2年以内に受験した1回分のスコアで、複数回の最高点を組み合わせることはできません。試験の種類による有利・不利はないと明記されています。

2月8日の共通テスト併用方式と2月15日の一般方式を両方受け、共通テスト利用選抜も加えると、中央大学の理系で最大3回の機会を作れます。

指導者として勧める組み方

2月8日の共通テスト併用方式で第一志望を含む2学科に出願し、2月15日の一般方式で第一志望の学科をもう一度受けるのが基本形です。同じ日の3学部の複数学科・方式は、2出願目以降の入学検定料が15,000円に減額されます。

理工以外で数学を生かせる方式

国際情報学部の共通テスト併用方式〈数学型〉は、個別試験の英語150点に、共通テストの数学か情報の200点と、国語・地歴公民・理科から1科目の100点を合わせた450点で判定します。試験日は2月11日で、理工の2日程と重ならないため、情報分野に関心がある人の併願先になります。

時期ごとの学習の進め方

高3の夏までに数学Ⅲと理科1科目を一通り終えます。秋からは中央大学が公開している過去問題・解答例・出題の意図を使い、合格最低点との差を科目ごとに記録して、差の大きい科目に時間を回します。

中央大学の理系入試は、2月8日と2月15日の2つの試験日をどう組み合わせるかが戦略の中心です。

  • 理工3学部10学科は試験日・試験問題が同じで、5学部共通選抜には参加しない
  • 一般方式は英語・数学・理科の300点満点が基本で、合格最低点は6割前後
  • 共通テスト併用方式は2学科まで出願でき、理科は大問3題を選んで解く
  • 英語外部試験利用方式は数学・理科の200点で判定し、2027年度から要件が統一

どの方式で何学科を受けるかは、今の成績と得意科目によって変わります。どこでも東大生では、東大生講師が中央大学の配点と試験日程から逆算した学習計画を毎週作成し、完全マンツーマンで数学・理科の過去問対策まで伴走します。

オンラインのため全国どこからでも受講でき、日程も柔軟に調整できます。料金やサポート内容の詳細は、無料の説明会でご確認ください。

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  • 中央大学「2027年度 一般選抜 入試日程」:https://www.chuo-u.ac.jp/common_d/connect/admission/2027/overview/ippan_schedule.pdf
  • 中央大学「2027年度 一般選抜 試験教科・科目・試験時間・募集人員」:https://www.chuo-u.ac.jp/common_d/connect/admission/2027/overview/ippan_guidelines.pdf
  • 中央大学「2026年度 入試データ(一般選抜)」:https://www.chuo-u.ac.jp/common_d/connect/admission/2027/overview/ippan_data2026.pdf
  • 中央大学「2027年度 入試の主な変更点」:https://www.chuo-u.ac.jp/connect/admission/modification/
  • 中央大学「理工系3学部 英語外部試験利用方式の出願要件の変更」:https://www.chuo-u.ac.jp/common_d/connect/admission/2027/pdf/2027rikou_en_test_0327.pdf
  • 中央大学「2026年度 一般選抜 試験問題・解答例・出題の意図」:https://www.chuo-u.ac.jp/connect/admission/exam/answer_example/2026.html