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立教大学の英検利用とは?一般入試・共通テスト利用の仕組み
立教大学の英検利用とは、英検などの4技能検定のスコアを一般入試と共通テスト利用入試の合否判定に活用できる制度です。
独自の英語試験を課さない一般入試の仕組み
立教大学の一般入試では、多くの学部で英語の独自筆記試験を実施していません。合否判定に使われるのは、英語資格・検定試験の換算得点か、大学入学共通テストの英語の得点のいずれかです。受験生はどちらか有利な方を後から選べるわけではなく、出願時点で成績が確定している方式を使う点に注意が必要です。
共通テスト利用入試における英検利用の位置づけ
共通テスト利用入試でも、英語資格・検定試験のスコアを共通テストの英語得点の代わりに使える仕組みが用意されています。ただし利用できる外国語や科目の組み合わせは学部・学科によって異なります。志望する学科の入試要項を早めに確認し、共通テストの出願方式と合わせて準備を進める必要があります。
対象となる英語資格・検定試験の種類

立教大学が対象としている試験は英検だけではありません。ケンブリッジ英語検定、GTEC、IELTS(Academic Module)、TEAP、TOEFL iBTなども利用できます。英検は従来型・S-CBT・S-Interviewのいずれの受験形式でもスコアを提出できる点が特徴です。
立教大学の英検利用に必要なスコアは?CSEスコアの考え方
立教大学の英検利用では取得した級そのものではなく、4技能を統一尺度で示す英検CSEスコアが合否判定の基準になります。
級ではなくCSEスコアで技能を測る仕組み
英検CSEスコアは、5級から1級までの結果を同じものさしで比較できるように設計された得点です。技能ごとの得点とトータルスコアが成績表に表示されます。立教大学の英語資格・検定試験利用制度でも、このCSEスコアをもとに換算得点が算出される仕組みです。
大学が公表している必須スコアの有無
立教大学の一般入試では、多くの学部・学科で英語資格・検定試験の出願に必須の級やスコア基準を設けていません。4技能のスコアがそろっていれば出願できる仕組みです。例外は法学部国際ビジネス法学科グローバルコースで、この学科のみ出願条件としてスコア基準が設定されています。
指導現場で目にするスコアの目安
家庭教師として指導する立場からは、必須基準がない学部でも準1級レベルのスコアを一つの目標に据える生徒が多い印象があります。換算得点表の上位帯に入るほど、英語の得点が有利に働きやすいためです。基準がないことを対策不要という意味に受け取らないことが、指導の中で繰り返し伝えているポイントです。
立教大学 学部別の英検利用条件と例外
立教大学は全学部・全学科で英語資格・検定試験を利用できますが、条件や配点の扱いは学部ごとに異なります。
全学部・全学科が対象という基本ルール
立教大学の英語資格・検定試験利用制度は、文学部から異文化コミュニケーション学部、経済学部、経営学部まで、全11学部が対象です。学部ごとに英語の配点比率が異なるため、同じCSEスコアでも合格ラインへの影響度は学部によって変わります。
法学部国際ビジネス法学科グローバルコースの例外
数少ない例外が法学部国際ビジネス法学科グローバルコースです。この学科では出願条件としてスコア基準が設定されており、基準に届かない場合はこの入試方式そのものを利用できません。志望学科がこの例外に該当するかは、出願前に必ず確認しておく事項です。
文学部だけが選べる独自の英語試験という選択肢
文学部は英語資格・検定試験の代わりに、大学独自の英語試験を選択できる唯一の学部です。英検のスコアが伸び悩んでいる受験生にとって、もう一つの選択肢になり得ます。ただしどちらの方式で出願するかによって併願できる学部・日程が変わるため、事前の比較検討が欠かせません。
立教大学 英検利用の3つのメリットと4技能という注意点
立教大学の英検利用には試験当日の負担軽減という利点がある一方、4技能すべてのスコアが必須という制約もあります。
英語の試験当日の負担を減らせるメリット
英語資格・検定試験のスコアを提出すれば、一般入試の当日に英語の筆記試験を受ける必要がなくなる学部があります。当日は他の科目に集中できるため、時間配分の負担が軽くなります。高校2年生のうちからスコアを準備しておくほど、この利点を活かしやすくなります。
共通テストの結果に左右されにくくなるメリット
共通テスト利用入試では、共通テストの英語が不調でも、あらかじめ提出した検定試験のスコアで英語の得点を確保できます。1回の試験結果だけに合否を委ねない仕組みとして活用できます。
4技能すべてが必須という注意点
立教大学の制度では、リーディング・リスニング・ライティング・スピーキングの4技能すべてのスコアがそろっていることが条件です。英検の一次試験の結果だけでは出願に利用できず、二次試験まで合格して初めてスコアが確定します。二次試験の日程を見込んだ逆算が欠かせません。
英検スコアはいつまでに取る?合格逆算タイムライン
立教大学の出願に間に合わせるには、高校2年生の段階から英検のスコアを計画的に積み上げていく逆算の発想が欠かせません。
高校2年生のうちに一次試験を経験しておく理由
英検は一次試験と二次試験の両方に合格して初めて4技能分のスコアが確定します。高校2年生のうちに一度受験しておくと、二次試験の面接形式や自分の弱点を早い段階で把握できます。指導する立場から見ても、高3の春に初受験する生徒は準備期間が不足しがちです。
高校3年生の受験回数をどう配分するか

英検はS-CBT形式を使えば年に複数回受験できます。出願書類の準備期間や成績表の到着までの日数を差し引くと、実質的に使える受験機会は限られています。高3の春から夏にかけて計画的に受験回を割り振り、最も高いスコアを出願に使う組み立てが有効です。
共通テスト対策と英検対策の両立
英検対策と共通テスト対策は、使う語彙・文法の範囲が重なる部分が多く両立させやすい科目です。長文読解の演習を英検対策に寄せつつ、共通テストのリスニング形式にも慣れておくと、どちらの対策も無駄になりません。学習範囲の重なりを意識した計画が、限られた時間の使い方を左右します。
立教大学 英検利用の出願で失敗しないための確認事項
立教大学の英検利用では、スコアの有効期限と成績表の到着時期を出願締切から逆算して確認しておく必要があります。
スコアの有効期限を出願年度ごとに確認する
立教大学が認めるスコアの有効期間は入試年度ごとに指定されており、対象となる受験日以降のスコアしか利用できません。過去に取得したスコアがそのまま使えるとは限らないため、出願する年度の要項で有効期間を確認する必要があります。
成績表の到着までの期間を見込む
英検の成績表やスコア証明書は、受験してすぐに手元に届くわけではありません。出願締切に間に合わせるには、証明書の発行・到着までの期間を見込んで、余裕を持った時期に受験を終えておく必要があります。
出願書類の登録項目を事前にそろえる
立教大学のWeb出願では、英語資格・検定試験の情報を登録する専用の項目があります。受験した試験名・受験日・スコアなど、登録に必要な情報を出願直前に慌てて探すことがないよう、成績表が届いた時点で控えをまとめておくと安心です。
まとめ
立教大学の英検利用は、級の合否ではなくCSEスコアと4技能の有無で評価される制度です。全学部・全学科が対象である一方、必須スコアの基準はほとんどの学科で設けられていません。高校2年生のうちから受験を重ね、有効期限と成績表の到着時期を逆算して準備を進めることが、出願の失敗を防ぐ最も確実な方法です。
参考文献
- 立教大学:一般入試・大学入学共通テスト利用入試(入試要項):https://www.rikkyo.ac.jp/admissions/undergraduate/generalguideline/
- 立教大学:一般入試・共通テスト利用入試についてのQ&A:https://www.rikkyo.ac.jp/admissions/faq/admissions01.html
- 公益財団法人日本英語検定協会:英検CSEスコアとは:https://www.eiken.or.jp/cse/

